塩玉ねぎの５大栄養素

塩玉ねぎは玉ねぎと違って辛味が少ないので生で食べれます。
その為、栄養素を摂取するのにとても効率が良いです。

塩玉ねぎの５大栄養素

• １．硫化アリル
  
  • 玉ねぎ独特の強い苦味とニオイの元となります。
    硫化アリルには色々の種類があるそうですが、玉ねぎには特に多く含まれています。
    その中のサイクロアラインは血液サラサラ効果をもたらすものであり、血管拡張や血管壁をしなやかにかつ強化したり、血栓（脂肪が沈着する）を防ぐだけでなく、出来てしまった血栓を溶かす働きまであります。
    その他の効果として動脈硬化予防、抗酸化作用、疲労回復なども期待できます。
• ２．ケルセチン
  
  • 「ケルセチン」とはポリフェノールの一種です。
    皮付近に多く含まれており、 玉ねぎの薄黄色の色素成分でもあります。
    その高い抗酸化力で動脈硬化を予防したり、抗アレルギーの効果や天然の抗がん剤とも言われています。
    またケルセチンには体内に摂取した脂肪の吸収を抑制するはたらきがあり、ダイエットにも有効です。
    冷え性の改善、肥満解消、便秘解消、美肌効果と、女性の美容にも嬉しい効果が期待できます。
• ３．グルコキニン
  
  • グルコキニンという成分は、インスリンに似たような作用があり、糖質の吸収を防ぎ、血糖値を下げる働きが認められています。
    糖尿病を予防するだけでなく、高脂血症等の予防にもつながります。
    また水溶性で熱に強いため、調理しても減少しにくいのが特徴です。
• ４．オリゴ糖
  
  • 玉ねぎを加熱すると甘くなる現象にはオリゴ糖が関与しています。
    オリゴ糖は胃では消化・吸収されずに腸まで届き、善玉菌を増やす働きがあります。
    善玉菌を増やすことで、便秘の改善や大腸がんの予防にもなります。
• ５．カリウム
  
  • カリウムは細胞の浸透圧を一定に保つためにミネラルや水分の量等を調整し細胞が正常に働くように調節しています。
    むくみやすい方や冷え性の方にオススメです。